- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2022.09.16
更新日
2022.09.16
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(118)I’m coming with you to your next doctor’s appointment. “go” vs “come”
“go” vs “come”
“I’m coming with you to your next doctor’s appointment.”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「次のお医者さんの予約に一緒について行きます」です。
想像妊娠だったにもかかわらず、夫婦仲を保つために実際には妊娠していないことを夫に隠している妻が、夫である合唱部の先生を産婦人科に連れて行かないことについてイラついた先生が、次回は一緒についていくと主張しているシーンです。
日本人は“go”は「行く」で“come”は「来る」と一般的に覚えていますので「医師のところに行く」と言う日本語を頭に浮かべると、 “go”を使いたくなります。しかし英語の発想では、“go”は「離れていく感じ」で、“come”は「近づいてくる感じ」ですので、「医師のところに行く」は「医師に近づいていく」という発想で、“come”が使われます。
英語リスニングとしては、妻が自分を産婦人科に連れて行かないことについてイラついた気持ちを感じ取りたいものです。
英語スピーキングとしては、“I’m coming.”(いま行きます)や“Can I come?”(一緒に行ってもいい?)など“come”を適切に使って表現したいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード7)