- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 215. 海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語
公開日
2025.08.23
更新日
2025.08.24

海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (180) 映画スティーブ・ジョブズ:inner serenity 内なる安らぎ
2013年米国公開の米国映画「スティーブ・ジョブズ」(原題: Steve Jobs)からの英単語・英熟語です。この映画は自宅ガレージから「アップルコンピュータ」を創業したスティーブ・ジョブズの波乱万丈の半生を描いた映画で、天才実業家の成功と挫折の人生は非常にドラマティックなものがあります。
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serenity
意味:
名詞の “serenity”(セレニティ)は、「心の穏やかさ」「静けさ」「平静」「安らかさ」という意味です。精神的に落ち着いていて、悩みや動揺がない状態を指します。
「Serenity」は、多くの哲学や宗教(特に仏教やストア哲学など)において、人生の究極的な目標の一つとして語られる概念です。現代社会のストレスや喧騒の中で、心の平静を保つことの重要性は多くの人々に認識されており、瞑想、マインドフルネス、自然との触れ合いなどがその達成手段として注目されています。スティーブ・ジョブズも東洋思想に傾倒していた時期があり、彼の人生観やAppleのデザイン哲学にもその影響が見られます。
発音:
セレニティ (IPA: /səˈrɛnəti/)
用例:
She found serenity in the quiet morning garden.
彼女は静かな朝の庭で心の安らぎを見つけた。
The meditation class helps people achieve inner serenity.
瞑想クラスは、人々が内なる平静を達成するのに役立つ。
Despite the chaos, he maintained a sense of calm and serenity.
混沌とした状況にもかかわらず、彼は落ち着きと安らぎの感覚を保っていた。
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など17冊がある。