海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (127) 映画スティーブ・ジョブズ：it’s not my place to say it：私が口出しすることではない

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公開日
2025.08.06

更新日
2025.08.06

海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (127) 映画スティーブ・ジョブズ：it’s not my place to say it：私が口出しすることではない

2013年米国公開の米国映画「スティーブ・ジョブズ」（原題: Steve Jobs）からの英単語・英熟語です。この映画は自宅ガレージから「アップルコンピュータ」を創業したスティーブ・ジョブズの波乱万丈の半生を描いた映画で、天才実業家の成功と挫折の人生は非常にドラマティックなものがあります。

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it’s not my place to say it

意味:

「it’s not my place to say it」（イッツノットマイプレイストゥセイイット）は、口語表現で「私が言うべきことではない」「私が口出しすることではない」「私の立場ではない」という意味です。特定の情報や意見を述べることに対して、自分にはその資格がない、あるいはその発言が不適切であるという自覚がある場合に使われるフレーズです。

このフレーズは、社会的なヒエラルキー、個人的な関係性、あるいは情報の機密性など、様々な状況で使われます。例えば、上司の決定について部下が意見を述べる際、他人のプライベートな問題に口を出す際、あるいはまだ公表されていない情報を漏らす可能性がある際などに使われます。

この言葉を使うことで、話し手は自分が越権行為をしている、あるいはこれからするかもしれないことへの認識を示し、相手に対して「本来私が言うべきことではないけれど、あえて言わせてもらう」という含みを持たせます。これは、発言の責任を一部回避する意図や、相手への配慮を示す役割も果たします。

発音:

イッツノットマイプレイストゥセイイット (IPA: /ɪts nɒt maɪ pleɪs tuː seɪ ɪt/)

用例:

“I know it’s not my place to say it, but I think the boss made a mistake on that decision.”

「私が言うべきことではないのは分かっているんだけど、あの決定についてボスは間違いを犯したと思うんだ。」

“Look, it’s not my place to say it, but she’s really struggling with her new role.”

「あのね、私が言うべきことじゃないけど、彼女は新しい役割に本当に苦労しているよ。」

“He started to tell me a secret and then stopped, saying, ‘It’s not my place to say it.‘”

「彼は私に秘密を話し始めたんだけど、途中で『私が言うべきことではない』と言ってやめたんだ。」

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