- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.05

心に響く英語ことわざ(393)非暴力による英国からのインド独立に貢献したガンジーの名言 The future depends on what we do in the present.(蒔いた種は必ず実る)
“The future depends on what we do in the present.”
直訳は「未来は、私たちが今何を為すかにかかっている」で、似た意味の日本語のことわざに「蒔いた種は必ず実る」があります。
ガンジーの名言”The future depends on what we do in the present.”の意味
ガンジー(Mahatma Gandhi)のこの名言は、私たちの現在の行動が、未来を形作る ことを意味しています。つまり、未来は決まっているものではなく、私たち自身の選択や行動によって変えられる ということです。
この名言には、以下のような解釈が込められています。
過去は変えられないが、未来は変えられる 過去はすでに起こってしまったことであり、変えることはできません。しかし、未来はまだ起こっていないので、私たち自身の行動によって変えることができます。
小さな行動でも、未来に大きな影響を与える 些細なことだと思えるような行動でも、未来に大きな影響を与える可能性があります。
私たちは未来をより良いものにするために、今行動を起こすべきである 未来をより良いものにするためには、今すぐに行動を起こすことが大切です。
この名言は、私たち一人ひとりが未来を創造する力を持っていることを思い出させてくれます。 過去にとらわれず、未来の可能性を信じて、今この瞬間を大切に生きることが重要です。
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似た意味の英語のことわざ
As you sow, so shall you reap.
蒔いた種は必ず実る。
Where there’s a will, there’s a way.
意志があれば道は開ける。
Procrastination is the thief of time.
先延ばしは時間の泥棒。
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似た意味の日本語のことわざ
蒔いた種は必ず実る
良い行いは良い結果を生み、悪い行いは悪い結果を生むという意味です。
千里の道も一歩から
大きな目標を達成するためには、小さな一歩を積み重ねることが大切であるという意味のことわざです。未来を変えるためにも、今すぐに行動することが重要です 。
今日できることは明日まで延ばすな
先延ばしはせず、今できることはすぐにやるべきであるという意味のことわざです。時間を無駄にせず、今この瞬間を大切に行動することが重要です 。
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ガンジーの生い立ち
モハンダース・カラムチャンド・ガンジー 、通称 マハトマ・ガンジー は、1869年10月2日、インド西部のグジャラート地方にあるポルバンダルという小さな町で生まれました。
幼少期
ガンジーは、ヒンドゥー教徒の裕福な家庭で育ちました。
父親はポルバンダルの宰相を務めており、ガンジーは幼い頃から政治に触れる機会が多かったと言われています。
1881年、ガンジーは12歳の時にイギリスへ留学し、ロンドンのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで法律を学びました。
1891年、弁護士資格を取得してインドへ帰国しました。
南アフリカ時代
1893年、ガンジーは南アフリカのナタール州へ渡り、弁護士として働き始めました。
しかし、南アフリカではインド人に対する差別が根強く、ガンジー自身も差別的な扱いを受けることがありました。
この経験がきっかけとなり、ガンジーは非暴力主義による公民権運動を展開するようになります。
20年間以上にわたって南アフリカで活動し、インド人の権利向上に尽力しました。
インド独立運動
1915年、ガンジーはインドへ帰国し、インド独立運動に参加します。
非暴力主義と不服従運動を武器に、イギリス植民地政府に対する抵抗運動を展開しました。
数々の逮捕や投獄を経験しながらも、ついに1947年、インドはイギリスから独立を達成しました。
晩年
インド独立後も、ガンジーは社会改革運動や宗教活動に尽力しました。
ガンジーは、インド独立の父としてだけでなく、非暴力主義の思想家としても世界中の人々に尊敬されています。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(392)交響曲第5番「運命」で有名なベートーヴェンの名言 This is the mark of a truly admirable man: steadfastness in the face of trouble.(艱難汝を玉にす)
https://www.eionken.co.jp/note/ludwig-van-beethoven/
心に響く英語ことわざ(394)米国南北戦争に勝利し奴隷制度を廃止したエイブラハム・リンカーンの名言 I have always found that mercy bears richer fruits than strict justice.(慈悲は剣よりも強し)
https://www.eionken.co.jp/note/abraham-lincoln-3/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
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・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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