- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.07

心に響く英語ことわざ(429)アポロ11号の船長として人類初の月面着陸を達成したニール・アームストロングの名言 History is a sequence of random events and unpredictable choices, which is why the future is so difficult to foresee.(他者を導き、成長を支援する)
“History is a sequence of random events and unpredictable choices, which is why the future is so difficult to foresee.”
直訳は「歴史はランダムな出来事と予測不可能な選択の連続であり、だからこそ未来を予見するのは非常に難しい」で、似た意味のことわざに「明日は明日の風が吹く」があります。
“sequence”は「連続、相次いで起こること、数列、順序」などを意味し、発音は“síːkwəns”、音節は”se・quence”です。
“unpredictable”は「予測できない」などを意味し、発音は“ʌ̀npridíktəbl”、音節は” un・pre・dict・able”です。
ニール・アームストロング(Neil Armstrong)の名言”History is a sequence of random events and unpredictable choices, which is why the future is so difficult to foresee.”の意味
歴史は予測不可能な出来事と選択の連続である。
これらの偶発的な事象と予測困難な決断が積み重なって歴史が形成される。
そのため、未来を正確に予測することは非常に難しい。
この考え方は、人生や歴史の不確実性を強調し、未来の予測の困難さを説明しています。
アームストロングの言葉としては、月面着陸時の有名な「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」(“That’s one small step for [a] man, one giant leap for mankind.”)などがあります。
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似た意味の英語のことわざ
“The best-laid plans of mice and men often go awry.”
意味:最善の計画でさえ、しばしば予期せぬ事態で狂ってしまう。
“Man proposes, God disposes.”
意味:人は計画を立てるが、最終的な結果は人知を超えた力によって決まる。
“Life is what happens to you while you’re busy making other plans.”
意味:人生は、あなたが他の計画を立てている間に起こるものだ。
“Expect the unexpected.”
意味:予期せぬことを予期せよ。
“The only constant in life is change.”
意味:人生で唯一変わらないものは、変化そのものである。
“Tomorrow is promised to no one.”
意味:明日は誰にも約束されていない。
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似た意味の日本語のことわざ
「明日は明日の風が吹く」
意味:未来は予測不可能で、その時になってみないとわからない。
「人間万事塞翁が馬」
意味:良いことも悪いことも予想外の結果をもたらすことがある。物事の結果は予測できない。
「先の事は闇」
意味:未来のことは誰にもわからない。
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ニール・アームストロングの生涯
1930年8月5日、アメリカ合衆国オハイオ州ワパコネタで誕生。
16歳で学生パイロットライセンスを取得。この頃から飛行に魅了されていた。
1947年、パデュー大学で航空工学の勉強を開始。米海軍の奨学金を受けていた。
1949年、奨学金の一環として海軍でパイロット訓練を受ける。
1951年から朝鮮戦争に参加し、78回の戦闘任務を遂行。
1952年、現役から解除され大学に戻る。
その後、NACA(後のNASA)に加入。テストパイロットやエンジニアとして活躍。
1962年、NASAの宇宙飛行士プログラムに参加。
1966年3月16日、ジェミニ8号のコマンドパイロットとして初めての宇宙ミッションに参加。
1969年7月20日、アポロ11号の船長として人類初の月面着陸を達成。「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」という有名な言葉を残す。
月面着陸後、大統領自由勲章(1969年)、議会宇宙名誉勲章(1978年)、議会名誉黄金勲章(2009年)を受章。
その後、大学教授としても活動。
2012年8月25日、82歳でオハイオ州シンシナティにて逝去。
アームストロングは、パイロット、宇宙飛行士、教育者として多岐にわたる功績を残し、人類初の月面歩行者として歴史に名を刻みました。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(428)米国プロバスケットボールのスーパースターのコービー・ブライアントの名言 The most important thing is to try and inspire people so that they can be great in whatever they want to do.(他者を導き、成長を支援する)
https://www.eionken.co.jp/note/kobe-bean-bryant-2/
心に響く英語ことわざ(430)英国の文豪シェイクスピアの名言 Neither a borrower nor a lender be; For loan oft loses both itself and friend, And borrowing dulls the edge of husbandry.(借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔)
https://www.eionken.co.jp/note/william-shakespeare-4/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
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・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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