心に響く英語ことわざ（129）Nothing ventured, nothing gained. 虎穴に入らずんば虎子を得ず

 “Nothing ventured, nothing gained.”

訳は「危険を冒さなければ何物も得ることはできない」（虎穴に入らずんば虎子を得ず）です。

このことわざは、リスクがあってもそれに挑まないと、自分が求めるものは得られないので、自分が求めるものがあるなら、リスクがあってもそれに挑みなさいと諭しています。

自分が求めるものに挑んだからと言って、リスクが具現化して、必ず得られる訳ではないですが、それは仕方がないですね。

昨今、インターネットを利用したベンチャービジネスに挑む人が増えてきていますが、ベンチャービジネスが成功する確率は低く、失敗するリスクが高いですが、このことわざの通り、挑まない事には何も得られないですね。

似たことわざに“Nothing seek, nothing find.” 「探さなければ、見つからない」があいます。

“venture”は「危険を承知で試みる」などを意味し、発音véntʃər、音節は“ven・ture”です。

“gain”は「得る、勝ち取る」などを意味し、発音は“géin、１音節の単語です。

この記事もご覧ください。

心に響く英語ことわざ（128）Nothing seek, nothing find. 探さなければ、見つからない。  

https://www.eionken.co.jp/note/nothing-seek-nothing-find/

心に響く英語ことわざ（130）Offense is the best defense. 攻撃は最善の防御

https://www.eionken.co.jp/note/offense-is-the-best-defense/

英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法

https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/

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著者Profile

山下 長幸（やました ながゆき）

・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。

・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ：学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか？」など26冊がある。

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