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- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ

公開日
2025.04.02

更新日
2025.04.05

心に響く英語ことわざ(372)ハードボイルド小説で有名な米国人作家レイモンド・チャンドラーの名言  If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.(剛柔二備(ごうじゅうにび))

心に響く英語ことわざ(372)ハードボイルド小説で有名な米国人作家レイモンド・チャンドラーの名言 If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.(剛柔二備(ごうじゅうにび))

“If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.”

 

直訳は「もし私が強くなかったら、私は生きていないだろう。もし私が優しくなれなかったら、生きている資格はない」で、似た意味の日本語のことわざに「剛柔二備(ごうじゅうにび)」があります。

 

レイモンド・チャンドラーの名言”If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.”の意味

レイモンド・チャンドラー(Raymond Thornton Chandler)のハードボイルド小説『プレイバック』に登場する主人公フィリップ・マーロウのセリフ、「If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.」は、一見矛盾するような二つの言葉が組み合わさった、奥深い意味を持つ名言として知られています。

強さ (hard) と優しさ (gentle) の対比

この名言は、「強さ」と「優しさ」という二つの相反する概念を対比させています。

「強さ (hard)」とは、厳しい現実や困難に立ち向かうための力強さ、タフネスを意味します。

「優しさ (gentle)」とは、思いやりやいたわり、繊細さを意味します。

一般的に、強さと優しさは相反するものと考えられがちです。しかし、チャンドラーはこの名言において、真の強さは優しさと共存するものであると主張しているのです。

生きるために必要な二つの側面

マーロウは、冷酷で皮肉屋な性格の私立探偵ですが、同時に深い洞察力と正義感を持つ人物としても描かれています。

この名言は、厳しい現実を生き抜くためには「強さ」が必要であると同時に、真の優しさを持つことがなければ、人間として生きていく価値がないという、マーロウ自身の生き方に対する信念を表現していると考えられます。

経験に基づいた深い洞察

チャンドラー自身も、第一次世界大戦や大恐慌といった激動の時代を経験し、人間の弱さや醜さも目の当たりにしてきました。

こうした経験を通して、彼は「強さ」と「優しさ」のどちらもが人間にとって必要不可欠なものであるという、深い洞察を得たのでしょう。

多様な解釈を可能にする名言

この名言は、一見矛盾しているように見えるため、様々な解釈が可能です。

困難な状況を乗り越えるためには、強さと優しさの両方が必要であるという解釈。

真の強さは、弱者に対して優しさを示せることであるという解釈。

人間は、光と影、強さと優しさといった相反する側面を併せ持っているという解釈。

読者は、自身の経験や価値観に基づいて、この名言を自由に解釈することができます。

時代を超えて共感される名言

この名言は、発表された1950年代から現在に至るまで、多くの人々に共感され続けています。

それは、強さと優しさという普遍的なテーマを扱っているからであり、時代や性別、文化を超えて多くの人に響くメッセージを持っているからです。

***

 

似た意味の英語のことわざ

“A diamond is a rough stone that has been polished by pressure.”

これは、強い圧力によって磨かれることで、ダイヤモンドのような輝きを放つことができるという意味のことわざです。厳しい経験や困難を乗り越えることで、真の強さや優しさを身につけることができるという、チャンドラーの名言と共通するメッセージが含まれています。

“It takes both strength and gentleness to be a true warrior.”

これは、真の戦士であるためには、強さと優しさの両方が必要であるという意味のことわざです。戦士は、敵と戦うための強さだけでなく、弱い者を守るための優しさも持ち合わせているべきだという考えに基づいています。

“A soft touch can break a hard heart.”

これは、強い意志を持つ人でも、優しさによって心を動かされることがあるという意味のことわざです。どんなに強そうに見える人でも、心の奥底には優しさへの渇望を持っているという、人間の普遍的な性質を言い表しています。

***

 

似た意味の日本語のことわざ

剛柔二備(ごうじゅうにび)

剛(ごう)と柔(じゅう)とは、硬いことと柔らかいことのたとえ。強さ(剛)と優しさ(柔)の両方を兼ね備えていることが大切であるという意味のことわざです。

仁者無敵(じんじゃむてき)

真の仁者は、敵を作ることはないという意味のことわざです。真の強さは、優しさから生まれるという考えに基づいています。

柳に風(やなぎにかぜ)

柳のようにしなやかに、どんな状況にも柔軟に対応するという意味のことわざです。強さとは、困難に立ち向かう力だけでなく、しなやかに適応する力でもあることを示唆しています。

思いやりは力なり

思いやりを持つことは、大きな力となるという意味のことわざです。優しさは、周りの人を動かし、困難を乗り越える力を持っていることを示しています。

強い者は弱き者を助くべし

強い者は、弱い者を助けるのが当然であるという意味のことわざです。真の強さは、自分自身のためだけでなく、周りの人々のためにも使われるべきであるという考えに基づいています。

***

 

レイモンド・チャンドラーの生い立ち

幼少期

レイモンド・ソーントン・チャンドラーは、1888年7月23日、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴで生まれました。

父親はアルコール依存症の土木技師で、鉄道建設に従事していましたが、1895年に家族を捨てて去りました。

母親は、チャンドラーに最高の教育を受けさせるため、1900年にイギリスのロンドンへ引っ越しました。

チャンドラーは、ロンドンの名門校であるダリッジ・カレッジに通いましたが、卒業することなく中退しました。

青年期

1912年、チャンドラーはアメリカへ戻り、様々な職を転々とした後、1913年にカリフォルニア州ロサンゼルスに移住しました。

ロサンゼルスでは、果物摘み、石油採掘、会計士など様々な仕事を経験しました。

また、この頃には詩作を始め、文学への情熱を育んでいました。

第一次世界大戦

1917年、アメリカが第一次世界大戦に参戦すると、チャンドラーはカナダ軍に入隊しました。

フランスで砲兵隊員として勤務しましたが、1918年に負傷して除隊を余儀なくされました。

戦後のキャリア

戦後、チャンドラーはロサンゼルスに戻り、石油会社やフルーツ会社で働きました。

しかし、1922年に失業し、その後は様々な職を転々とした時期を過ごします。

1930年代に入ると、チャンドラーは小説執筆に専念するようになりました。

作家デビュー

1933年、チャンドラーはパルプ雑誌『ブラック・マスク』に短編小説「脅迫者は撃たない」を発表し、作家デビューを果たしました。

その後、私立探偵フィリップ・マーロウを主人公としたハードボイルド小説を次々と発表し、人気作家となりました。

代表作には、『大いなる眠り』(1939年)、『長いお別れ』(1953年)、『さらば愛しき女よ』(1940年)などがあります。

チャンドラーの作品は、世界中に翻訳され、多くの映画やテレビ番組の原作となっています。

彼は、20世紀の最も重要なアメリカの小説家の一人として認められています。

***

 

 

この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(371)「星の王子さま」で有名なフランスの小説家サン=テグジュペリの名言 When you give yourself, you receive more than you give.(施ほどせば福来る)

https://www.eionken.co.jp/note/saint-exupery-2/

 

心に響く英語ことわざ(373)「変身」で有名なプラハ出身の小説家カフカの名言 There are two cardinal sins from which all others spring: impatience and laziness.(焦りは仇、怠け心は心の泥棒)

https://www.eionken.co.jp/note/franz-kafka/

 

英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法

https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/

 

***

著者Profile

山下 長幸(やました ながゆき)

・英音研株式会社創業者・代表取締役

・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。

・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。

・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。

・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること

・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。

・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。

・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。

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「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」

「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など

・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。

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