- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2023.09.16
更新日
2024.05.02
心に響く英語ことわざ(174)Time is the great healer. 時間は偉大な治療師である。
“Time is the great healer.”
訳は「時間は偉大な治療師である」です。
なぜ、「時間は偉大な治療師」と言えるのかを考えてみました。
理由その1
人間の脳は時間が経つにつれ、記憶が薄れ、忘れるようにできています。。
衝撃的な悲しみも、激烈な怒りも、時間が経つに連れてだんだん感情が薄くなっていくことは皆さん経験されていると思います。
これは過去の事は忘れて、前向きに生きろと言う神の摂理なのかもしれません。
このケースがこのことわざの意味するところに一番合っている感じです。
ちなみに喜びの感情も時間が経つにつれて、残念ながら薄れていきます。
超高額なスーパーカーを購入して運転した感動や誇らしさも、時間が経ち乗り慣れていくにつれて薄れていくそうです。
理由その2
何か問題があっても、時間があると対策を打って問題解決ができる。
学力不足で入学試験に不合格となり非常に落胆しても、その後しっかり1年間勉強すれば、翌年の入学試験に合格することができるでしょう。
入学試験のための学力増強は単に時間の問題だけではなく、勉強の努力も必須となりますが、それは仕方ないですね。
理由その3
人間には寿命がある。
若い世代はどんどん新しいことを取り入れることができるものです。
他方、年配の世代は慣れたこれまでのやり方を続けようとするものです。
そして、人間には寿命があり、基本的には年配の世代が先にこの世から去っていきます。
時間はこのような世代交代を促し、社会経済の進化を促していると考えられます。
このような感じで、時間は偉大な治療師なので、落胆することや悲しいことが起こっても、じっと我慢していれば気持ちもおさまっていくのだと思います。
“healer”は「治療する人、薬」などを意味し、発音は“hílər”、音節は“heal・er”です。
“healer”の動詞形は“heal”で「治療する、癒やす」など意味し、発音は“hil ”、1音節の単語です。
“His wound did not heal”(彼の傷が治らない)などの用例があります。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(173)Think not on what you lack as much as on what you have. 足らないもののことを考えるより、有るもののことを考えよ。
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心に響く英語ことわざ(175)Time will tell. 時が経てばわかる。
https://www.eionken.co.jp/note/time-will-tell/
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