- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2023.09.18
更新日
2024.01.24
心に響く英語ことわざ(176)To err is human, to forgive divine. 過つは人の性、許すは神の心
“To err is human, to forgive divine.”
訳は「過つは人の性、許すは神の心」です。
このことわざの前半の「過つ(あやまつ)」は人が人の道を外れたことをすることを意味しています。
例えば、以下のようなケースです。
・人をだまして財産を詐取する。
・勘違いして人の名誉を傷つける。
・勘違いして人に暴力をふるう。
このようなケースで被害にあった人は、相手を簡単に許すことができません。
では、このことわざの後半部分ですが、なぜ「神はこれらの過ちを許す」ことができるのでしょうか?
これは非常に難しいですね。
過ちを犯した人は、それらの行為で罰せられるかもしれないし、罰せられなくても良心の呵責に苦しめられるのかもしれません。
神はそれらを見越して長い時間軸のもと、「許す」のかもしれません。
う~ん、このような神の境地は、時間軸が短い人間が実践するのは非常に難しいですが、仮に実践できたら、神の境地に一歩近づいたとも言えるのでしょう。
“err”は「過ちを犯す、誤る」などを意味し、発音は“ə́ːr”、一音節の単語です。
“forgive”は「許す、勘弁する」などを意味し、発音は“fərgív”、動詞変化形は“forgives 、forgiving、forgave、forgiven”、音節は“for・give”です。
“Please forgive me. ”(私を許してください)などの用例があります。
“divine”は「神」などを意味し、発音は“diváin”、音節は“di・vine”です。
この記事もご覧ください。
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