- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2022.07.12
更新日
2022.07.12
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(51)“To what do I owe the honor of your presence?” 緊張した来客対応
“To what do I owe the honor of your presence?”
緊張した来客対応
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
直訳としては「あなたがここに来てくれた光栄に対して、私はどのような借りがあるのかな?」で、意訳としては「何の用件で来たのですか?」です。
不祥事で退職した元先生のところに、チアリーディング部の先生が非常に珍しく訪問したときの元先生のセリフです。
「あなたがここに来た」と言う表現を“your presence”という英単語を使っているところが、日本人にはなかなかできない表現だと思います。
また「何の用事で来たのか」という表現を“what do I owe” という英単語を使っているところも、日本人にはなかなかできない表現だと思います。
不祥事で退職した元先生は、学校で有力者であるチアリーディング部の先生の突然の訪問に対して緊張感があり、固い表現になっています。
“honor”は「光栄、名誉」を意味し、発音は“ɑ́nər”、音節は“hon・or”で2音節です。
“owe”は「(人)に借りがある、~を与える義務がある」を意味し、発音は“óu”、1音節の英単語です。
英語リスニングとしては、この抽象度の高い単語が使われている発言で、「どういう目的で来たの?」とさらっと聞き取れるかは難しいものがあります。このような抽象度の高い英語表現にも慣れていきたいものです。
英語スピーキングとしては、緊張感のある場面で、このような固い表現ができるようになりたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード4)
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