- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.06

心に響く英語ことわざ(558)ウォルト・ディズニーの名言 When we go into that new project, we believe in it all the way. We have confidence in our ability to do it right. And we work hard to do the best possible job.(志高く、行い清く)
“When we go into that new project, we believe in it all the way. We have confidence in our ability to do it right. And we work hard to do the best possible job.”
直訳は「新しいプロジェクトに取り組むとき、私たちは全力を尽くすことを信じる。自分たちならうまくやれるという自信を持ち、最善を尽くすために懸命に働く」で、似た意味のことわざに「志高く、行い清く」があります。
ウォルト・ディズニー(Walt Disney)の名言 When we go into that new project, we believe in it all the way. We have confidence in our ability to do it right. And we work hard to do the best possible job.の意味
全力を尽くす信念:
新しいプロジェクトに対して、最初から最後まで全力で取り組むという強い信念を持っている。
自信:
自分たちの能力を信じ、目標を達成できるという確固たる自信を持っている。
努力:
最善の結果を出すために、常に努力を惜しまない。
この名言が示すこと
この名言は、ディズニーがいかに仕事に取り組んでいたかを示す重要な手がかりとなります。
ポジティブなマインドセット:
どんなプロジェクトに対しても、成功を確信し、前向きに取り組んでいた。
チームワーク:
チーム全体が共通の目標に向かって、協力し合っていた。
高品質へのこだわり:
常に最高のクオリティを目指し、妥協を許さなかった。
ウォルト・ディズニーの言葉として
ウォルト・ディズニーは、単なるアニメーターではなく、ビジョナリーであり、エンターテイメント業界の革新者でした。この名言は、彼のそのような側面を表しており、彼の成功の原動力となったと言えるでしょう。
まとめ
ウォルト・ディズニーのこの名言は、私たちに、目標に向かって全力を尽くすこと、自信を持つこと、そして努力を続けることの大切さを教えてくれます。彼の言葉は、仕事だけでなく、人生のあらゆる場面で、私たちを鼓舞し、勇気を与えてくれるでしょう。
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似た意味の英語のことわざ
Where there’s a will, there’s a way. (意思があれば道は開ける)
このことわざは、強い意志さえあれば、どんな困難な状況でも乗り越えられることを示唆しています。ディズニーの名言と同様に、目標達成への強い意志と、それを実現するための努力の重要性を強調しています。
Nothing ventured, nothing gained. (何もリスクを冒さなければ、何も得られない)
新しいことに挑戦することの大切さを強調しています。ディズニーの名言も、新しいプロジェクトに挑戦することの重要性を示唆しています。
The sky’s the limit. (限りない可能性がある)
このことわざは、私たちの能力や可能性は無限であることを示唆しています。ディズニーの名言も、自分たちの能力を信じ、最高の仕事をするという自信を持っていることを表しています。
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似た意味の日本語のことわざ
「継続は力なり」: 同じことを長く続けることで、大きな成果を得られるという意味です。ディズニーの名言が強調する「努力」と通じます。
「千里の道も一歩から」: 大きな目標を達成するためには、小さな一歩を積み重ねることが大切という意味です。ディズニーの名言のように、大きなプロジェクトも小さな一歩から始まるという考え方を表しています。
「精進」: より良いものを目指して、不断の努力を続けることを意味します。ディズニーの名言の「最善を尽くす」という考えと合致します。
「志高く、行い清く」: 大きな志を持ち、清く正しく行動すること。ディズニーの名言のように、高い目標を持ち、それを達成するために努力することの大切さを示しています。
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ウォルト・ディズニーの生い立ち
夢を追いかけた少年から世界を魅了するエンターテイナーへ
ウォルト・ディズニーは、世界中の人々に夢と感動を与え続けるディズニーランドや数々のアニメーション作品を生み出した偉大な人物です。彼の成功の裏には、決して順風満帆ではなかった波乱万丈な生い立ちがあります。
イリノイ州シカゴでの誕生と少年時代
1901年12月5日、ウォルト・ディズニーはアメリカ合衆国イリノイ州シカゴで生まれました。幼少期をミズーリ州マーセリンで過ごし、自然の中で多くの時間を過ごしました。この頃の経験は、後の作品にも大きく影響を与えたと言われています。
鉄道への情熱と芸術への目覚め
ウォルトは幼い頃から鉄道に強い興味を持ち、鉄道模型を作って遊ぶのが大好きでした。この経験は、後のディズニーランドの構想に繋がります。また、絵を描くことにも才能を示し、漫画雑誌に作品を投稿するなど、芸術への道も少しずつ開かれていきました。
ミズーリ州カンザスシティでの奮闘
高校卒業後、ウォルトはカンザスシティに移り、新聞社の配達員や救急車の運転手など、様々な仕事を経験しました。この間にも、絵を描くことを続け、広告会社でイラストレーターとして働くチャンスを得ますが、第一次世界大戦の影響で会社が倒産してしまいます。
アニメーションとの出会い
その後、ウォルトはアニメーションの世界に足を踏み入れます。兄のロイと共に小さなアニメーションスタジオを設立し、様々なキャラクターを制作しました。しかし、初期の作品は商業的には成功せず、多くの困難を経験します。
ミッキーマウスの誕生とディズニー・ブロス・スタジオの設立
1928年、ウォルト・ディズニーは、世界中で愛されるキャラクター「ミッキーマウス」を生み出します。ミッキーマウスの誕生は、ウォルトのキャリアにとって大きな転機となり、ディズニー・ブロス・スタジオは急速に成長していきます。
ハリウッドへの移転とディズニーランドの誕生
1930年代にはハリウッドに移転し、長編アニメーション映画の制作を開始します。代表作である『白雪姫』の大ヒットは、ウォルト・ディズニーの名声を不動のものとしました。
そして、1955年には、ウォルトの夢が形となったディズニーランドが開園します。ディズニーランドは、子供だけでなく大人も楽しめる夢の国として、世界中の人々に愛されています。
まとめ
ウォルト・ディズニーの生い立ちを振り返ると、彼の成功の裏には、並外れた才能、努力、そして諦めない心があったことが分かります。数々の困難を乗り越え、夢を追い続けたウォルト・ディズニーの物語は、多くの人々に勇気を与え続けています。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(557)米国鉄鋼王だったアンドリュー・カーネギーの名言 If you want to be happy, set a goal that commands your thoughts, liberates your energy, and inspires your hopes.(目標を定めずして、矢を射るなかれ)
https://www.eionken.co.jp/note/andrew-carnegie-h/
心に響く英語ことわざ(559)人種差別撤廃運動で有名なキング牧師の名言 A lie cannot live.(嘘は百まで隠せない)
https://www.eionken.co.jp/note/martin-luther-king-jr-i/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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