- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(310)アカデミー賞映画監督・俳優のウディ・アレンの名言 If you’re not failing every now and again, it’s a sign you’re not doing anything very innovative.(失敗は成功の母)
” If you’re not failing every now and again, it’s a sign you’re not doing anything very innovative.”
直訳は「もしあなたが時々失敗していないなら、それはあなたがあまり革新的なことをしていない証拠だ」で、似た日本語のことわざに「失敗は成功の母」があります。
ウディ・アレンの名言”If you’re not failing every now and again, it’s a sign you’re not doing anything very innovative.”の意味
ウディ・アレン(Woody Allen)のこの名言は、「失敗は成功の母」 という言葉を言い換えたようなものです。つまり、新しいことに挑戦し、失敗を繰り返すことが、革新的なアイデアを生み出すために重要であるとアレンは考えているのです。
具体的には、以下の点が重要だと考えられます。
リスクを恐れないこと:
新しいことに挑戦するには、失敗するリスクを背負う必要があります。しかし、リスクを恐れて挑戦しなければ、何も新しいことは生まれません。
失敗から学ぶこと:
失敗したとしても、そこから学ぶことが重要です。なぜ失敗したのかを分析し、次回同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。
諦めないこと:
失敗してもすぐに諦めてしまうのではなく、何度も挑戦し続けることが大切です。
もちろん、失敗ばかりでは自信を失ってしまうこともあります。しかし、アレンはこの名言で、失敗を恐れずに挑戦し続けることが、真の革新につながる と私たちに伝えているのです。
この名言は、芸術家や起業家など、革新的な仕事を目指す人 にとって特に重要です。しかし、日常生活の中で新しいことに挑戦したい人 にも参考になるでしょう。
以下は、この名言をより深く理解するための追加情報です。
アレン自身が、この名言をどのような状況で発言したのかは、明確ではありません。しかし、彼の作品やインタビューなどを参考に考えると、芸術家としての自身の経験に基づいた言葉 だと考えられます。
この名言は、成功を保証するものではありません。しかし、失敗を恐れずに挑戦し続けることが、成功の可能性を高めることは間違いありません。
この名言は、すべての状況に当てはまるわけではありません。例えば、安全に関わるような場合は、慎重に判断する必要があります。
この名言をどのように解釈するかは、あなた次第です。 しかし、失敗を恐れずに挑戦し続けることが大切 というのは、普遍的な真理と言えるでしょう。
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似た意味の英語のことわざ
“Nothing ventured, nothing gained.”
直訳: 冒険しなければ、何も得られない。
意味: リスクを冒さなければ、成功することはできない。
“Failure is the mother of success.”
直訳: 失敗は成功の母である。
意味: 失敗から学び、成長することで、成功に辿り着くことができる。
“If at first you don’t succeed, try, try again.”
直訳: 最初からうまくいかなくても、諦めずに何度も挑戦すればよい。
意味: 失敗しても諦めずに挑戦し続けることが、成功への近道である。
“Fall seven times, stand up eight.”
直訳: 7回倒れても、8回目に立ち上がれ。
意味: どんなに困難な状況でも、諦めずに立ち上がり続けることが大切である。
“The only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle.”
直訳: 素晴らしい仕事をするためには、自分がしていることを愛することが唯一の方法である。まだ見つかっていなければ、探し続けなさい。妥協しないでください。
意味: 自分が情熱を持って取り組めるものを見つけることが、真の革新につながる。
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似た意味の日本語のことわざ
失敗は成功の母
失敗から学ぶことで、成功に繋げられるという意味です。
名言と同様に、失敗を恐れずに挑戦することの重要性を説いています。
石の上にも三年
どんな難しいことでも、根気強く努力を続ければ必ず成し遂げられるという意味です。
名言と同様に、革新的なアイデアを生み出すためには、時間と努力が必要であることを示唆しています。
転んでもただは起きない
失敗しても諦めずに立ち上がり、そこから学びを得ることで、成長できるという意味です。
名言と同様に、失敗を糧にして成長することが、真の革新につながることを示唆しています。継続は力なり
どんな小さなことでも、毎日続けることで大きな力となるという意味です。
名言と同様に、革新的なアイデアを生み出すためには、継続的な努力が必要であることを示唆しています。
その他にも、以下のようなことわざが挙げられます。
七転八起 (しちてんはっき)
何度倒れても立ち上がる
不撓不屈 (ふとうふくつ)
どんな困難にも屈しない強い意志
虎穴に入らずんば虎子を得ず (こけつにはいらざればこじをええず)
危険を冒さなければ大きな成果は得られない
失敗は成功の基 (しっぱいはせいこうのもと)
失敗から学ぶことで、成功に繋げられる
地道な努力が実を結ぶ (じどうなどりょくがみのる)
どんな小さな努力も積み重ねれば、必ず成果となる
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ウディ・アレンの生い立ち
幼少期
ウディ・アレンは、1935年12月1日、アメリカ合衆国ニューヨーク市ブルックリン区で、アラン・スチュアート・コニグスバーグ という名前で生まれました。
父親はユダヤ系の移民で、母親はアイルランド系のカトリック教徒でした。
アレンは幼い頃から神経質で内気な性格でしたが、同時にユーモアのセンスにも溢れていました。
16歳の時、高校を中退してテレビの脚本家を目指し始めます。
キャリアの始まり
1950年代後半、アレンはテレビ番組やラジオ番組の脚本家としてキャリアをスタートさせました。
1960年代には、スタンドアップコメディアンとしても人気を博し、「ウディ・アレン」 という芸名で活動するようになります。
1969年には、初監督作品となる映画「泥棒野郎」を公開しました。
映画監督としての成功
1970年代に入ると、アレンは監督、脚本家、俳優として才能を発揮し、数々の名作映画を生み出します。
代表作としては、「アニー・ホール」(1977年)、「マンハッタン」(1979年)、「ハンナと彼女の姉妹」(1986年)、「ブルー ジャスミン」(2013年)などがあります。
これらの作品は、高い評価を受けるだけでなく、商業的にも成功を収めました。
アレンは、アカデミー賞 に24回ノミネートされ、監督賞 を1回、脚本賞 を3回受賞しています。
私生活
アレンはこれまで3度の結婚をしており、5人の子供をもうけています。
1992年には、養女のディラン・ファローから性的虐待を受けたという告発を受けました。
アレンはこれらの告発を否認していますが、この事件は大きな波紋を呼びました。
現在
アレンは現在も精力的に映画製作を続けており、80代後半となった現在も、毎年新作を発表しています。
近年は、ヨーロッパでの映画製作に力を入れており、フランスやスペインを舞台にした作品が多いです。
ウディ・アレンは、アメリカ映画界を代表する監督、脚本家、俳優の一人です。 彼は、独特のユーモアと洞察力を持つ作品で、世界中のファンを魅了し続けています。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(309)英国喜劇俳優チャップリンの名言 Life can be wonderful if you’re not afraid of it. All it takes is courage, imagination… and a little dough.(人生に必要なものは勇気と想像力)
https://www.eionken.co.jp/note/chaplin/
心に響く英語ことわざ(311)「ジュラシック・パーク」で有名な映画監督スティーヴン・スピルバーグの名言 I never felt comfortable with myself, because I was never part of the majority.(少数派)
https://www.eionken.co.jp/note/steven-allan-spielberg-2/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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