- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(229)No pain, no gain. 虎穴に入らずんば虎子を得ず
No pain, no gain.
直訳は「痛みなくして得るものなし」で、似た意味の日本のことわざに「虎穴に入らずんば虎子を得ず」があります。
このことわざは、何か価値あるものを手に入れたり、目標を達成したりするためには、努力や苦労が必要であるという教訓を表しています。
例:
筋トレで筋肉をつけるためには、痛みを伴うトレーニングを継続する必要があります。
資格試験に合格するためには、夜遅くまで勉強するなど、多くの努力が必要です。
新しいスキルを習得するには、失敗を恐れずに何度も練習する必要があります。
このことわざは、目標達成のためには楽な道はないことを思い出させてくれます。しかし、努力すれば必ず報われるという希望も与えてくれます。
このことわざは、さまざまな解釈が可能です。例えば、単に努力が必要であるという意味だけでなく、痛みや苦しみを乗り越えることが成長につながるという意味にも解釈できます。
また、このことわざは、必ずしもすべての状況に当てはまるわけではありません。時には、努力しても結果が出ないこともあります。しかし、努力すること自体に価値があるという考え方もあります。
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似た意味を持つ英語のことわざ
Nothing ventured, nothing gained.
冒険しなければ何も得られない。
No sweat, no sweet.
汗をかかずに甘いものは得られない。
A stitch in time saves nine.
小さな問題を早めに解決すれば、大きな問題を防ぐことができる。
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ことわざ「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
このことわざは、危険を避けていては、大きな成功も得られないということを表すたとえです。このことわざは、虎の棲む洞穴に危険をおかして入らなければ、虎の子を捕らえることはできないという意味から生まれました。後漢の班超が匈奴との戦いで危機に陥ったとき、部下に言った言葉とされています。このことわざは、成功を収めるためには冒険を厭わずに挑戦する必要があることを示しています。
このことわざは、必ずしもすべての状況に当てはまるわけではありません。時には、努力しても結果が出ないこともあります。しかし、努力すること自体に価値があるという考え方もあります。
また、このことわざは、危険を冒すことを推奨しているわけではありません。リスクを評価し、慎重に判断することが大切です。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(228)He that will lie will steal. 嘘つきは泥棒の始まり
https://www.eionken.co.jp/note/he-that-will-lie-will-steal-2/
心に響く英語ことわざ(230)There is no time like the present. 思い立ったが吉日
https://www.eionken.co.jp/note/there-is-no-time-like-the-present/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
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・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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