- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2023.05.21
更新日
2024.01.21
心に響く英語ことわざ(67)He that nothing questions nothing learns. 何もたずねない者は何も学ばない
“He that nothing questions nothing learns.”
訳は「何もたずねない者は何も学ばない」です。
日本人の場合、学校の教室、会社の会議、一般的なセミナーなど、生徒や参加者による質問はそれほど活発でない印象があります。
理由はいろいろあろうかと思います。
・そもそも質問が思い浮かばない。
・質問は説明した人に気が引ける。
・周りが気になり、馬鹿な質問と思われたくない。
説明する側は一般的に聴く人たちの関心や知識レベルにあわせて、説明内容が理解されるように説明するのが一般的です。
しかし、それでも聴いている人たちの関心事を全部カバーできる訳ではないし、説明内容が知識レベルに合わないこともあるので、インタラクティブなコミュニケーションとして質問時間を入れることが多いものです。
したがって、説明内容を聴く側としては、質問時間は、説明で判らないところ、もっと知りたいことなどを質問して、説明内容の理解を深める機会として捉える必要があります。
このことわざは若干言い過ぎな感じがありますが、質問することの大切さを教えてくれていると思います。
ちなみに、質問する力は単なる思い付きではなく、思考する技術が問われます。過去・現在・未来の時間軸で考えたり、他のものと比較して考えたりするなど、質問する技術がありますので、これらを学習することにより人生が豊かになると思います。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(66)He that knows nothing doubts nothing. 何も知らないものは何も疑わない
https://www.eionken.co.jp/note/he-that-knows-nothing-doubts-nothing/
心に響く英語ことわざ(68)He that once deceives, is ever suspected. 一度ウソをつくと、いつまでも疑われる
https://www.eionken.co.jp/note/he-that-once-deceives-is-ever-suspected/
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
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