- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2022.11.21
更新日
2022.11.21
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(165)I guess my plan kinda sucked. 最低だった
最低だった
“I guess my plan kinda sucked.”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「私の計画はちょっと最低だったようだね」です。
高校合唱部員のガールフレンドの両親との自宅会食の際に、招かれたボーイフレンドが妻の懐妊を喜ぶバラード曲を歌うという計画を同級生が立て、ボーイフレンドがその通りにしたところ、秘密にしていたガールフレンドの妊娠が両親にばれて大騒動になったあと、その計画を立てた同級生のセリフです。
“suck”は本来「吸う、しゃぶる」などの意味ですが、俗語(slang)では「最低である、非常にむかつく」の意味で、発音は“sʌ́k”、1音節です。 “suck”を使った表現は米国の映画・ドラマでよく使われていますが、お上品な表現と言えません。
“Kinda”は”kind of”の口語短縮形で、「やや、多少、ちょっと」などを意味し、発音は”káin(d)ə”、音節は“kind・a”で2音節です。
英語リスニングとしては、自分が立てた計画が失敗したことを謝罪する気持ちを汲み取りたいものです。
英語スピーキングとしては、“suck”を使った表現はお上品な表現と言えず、できれば避けた方が良いと思います。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード10)