- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2022.09.24
更新日
2022.09.24
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(126) I have a serious morale issue with my team. 士気
“morale”(士気)vs “moral”(道徳上の)
“I have a serious morale issue with my team.”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「チームの士気の問題が深刻だ」です。
アメリカンフットボール部の先生が、合唱部の先生に、チームの悩みを説明しているシーンです。
“have a serious morale issue”の“have”は日本人にはなかなか使えない表現です。「深刻な士気の問題を持つ」と言う感じから「士気の問題が深刻だ」となるのは、日本人にとっては理解が難しいものがありますが、このような英語表現発想に慣れていきたいものです。
“serious”は「真面目な、相当な、重大な」などを意味し、発音は“síəriəs”、音節は“se・ri・ous”で3音節です。
“morale”は「やる気、気力、士気」などを意味していて、発音は“mərǽl”、音節は“mo・rale”で2音節です。ちなみに“moral”は「道徳上の、良心の」などを意味し、発音は“mɔ́rəl ”、音節は“mor・al”の英単語で、“morale”と似ていますが、アクセント位置の違いも含めてまったく別の英単語です。
“issue”は「重要な話題、出版する」などを意味し、発音は“íʃu” 、音節は“is・sue”で2音節です。
英語リスニングとしては、チーム内に問題を抱えている苦しい感情を汲み取りたいものです。
英語スピーキングとしては、“have a serious morale issue”の“have”の表現ができるようになりたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード8)