- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2023.07.07
更新日
2023.07.15
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(304)I resigned. It was the price for keeping the club. 代償
代償
“I resigned. It was the price for keeping the club.”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「私は(主役の座を)辞めた。 それはクラブを維持するための代償だった」です。
合唱部の先生が地元のミュージカルのオーディションを受けて主演に選ばれたことに対して部活の予算再配分に意欲を示す評議員は、同じオーディションを受けてセリフ1つの端役だった状況を受けて、合唱部の先生が忖度して主役の座を評議員に譲った場面での合唱部の先生のセリフです。
米国でも大人の事情での理不尽なやり取りがある訳ですね。
“resign”は「辞める、退陣する」などを意味し、発音は“rizáin”、音節は“re・sign”で2音節です。
このセリフの“price”は「代償、犠牲」を意味しています。”He has to pay a price for all of his lies.”(彼はウソの代償をはらうことになろう)などの用例があります。
英語リスニングとしては、大人の事情で理不尽な辞任をした口惜しさを聞き取りたいところです。
英語スピーキングとして、大人の事情での悔しさを表したいときに、この表現ができるようになりたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード19)