- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2023.05.25
更新日
2023.07.16
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(269) Is my misery some kind of karmic retribution for the way I’ve treated people? 因果応報
“Is my misery some kind of karmic retribution for the way I’ve treated people?”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「私の惨めさは、私が人への仕打ちに対するある種の因果の報いなのか?」です。
チアリーディング部の先生が音楽ビデオに合わせて踊っている動画が、生徒によって動画サイトにアップされて、学校中の笑いものになったシーンでのチアリーディング部の先生のセリフです。
米国でも仏教やヒンズー教の因果応報の概念が認識されているのですね。
“misery”は「惨め、困窮、窮乏、苦痛」などを意味し、発音は“mízəri”、音節は“mis・er・y”で3音節です。
“karmic”は「(仏教などの)因果の」を意味し、発音は”kɑ́rmik”、音節は“kar・mic”で2音節です。名詞形は“karma”で「(ヒンドゥー教・仏教の)因縁、(善い・悪い行いに対する)報い」などを意味し、発音は“kɑ́rmə”、音節は“kar・ma”で2音節です。
“retribution”「報い、返礼、報復、懲罰」などを意味し、発音は“rètrəbjúːʃən”、音節は“ret・ri・bu・tion”で4音節です。
英語リスニングとしては、悪い行いに対する報いを受けて恐れる気持ちを聞き取りたいものです。
英語スピーキングとしては、因果応報について語るとき、“karma”や“karmic”を使って表現できるようにしたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード17)
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