- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ1
公開日
2025.04.02
更新日
2025.08.29

心に響く英語ことわざ(96)It’s never too late to learn. 六十の手習い 八十の手習い
“It’s never too late to learn.”
訳は「学ぶのに遅すぎることはない」 (六十の手習い)(八十の手習い)です。
日本語のことわざの「六十の手習い」とは「60歳で習字を始める事から、高齢になって習い事を始めるたとえ」です。
青年は活力にあふれていて記憶力も良いので、様々な物事への学習意欲は高いと考えられます。
他方、高齢になってくると、活力が失われ記憶力も悪くなってくるので、なかなか新たな物事を学習すると言う意欲がわかないものです。
このことわざは「高齢になっても新たな物事を学んで知的好奇心の刺激を受けて、生きる活力を維持・向上させましょう」ということを示唆していると思います。
現代の日本社会は年金受給時期が財源の問題で、60歳、65歳、70歳とどんどん高齢化してきていて、それに応じて役職定年や定年後の新たな就職などの事態が否応なしに起きています。
その意味では、現代日本社会は否応なしにこのことわざを実践せざるを得ない状況だとも考えられます。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(95)It’s not what you know, but who you know. 何を知っているかでなく、誰を知っているかだ
https://www.eionken.co.jp/note/its-not-what-you-know-but-who-you-know/
心に響く英語ことわざ(97)Joy and sorrow are next door neighbors. 喜びと悲しみは隣人である
https://www.eionken.co.jp/note/joy-and-sorrow-are-next-door-neighbors/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など17冊がある。