- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2023.06.29
更新日
2024.05.01
心に響く英語ことわざ(96)It’s never too late to learn. 六十の手習い 八十の手習い
“It’s never too late to learn.”
訳は「学ぶのに遅すぎることはない」 (六十の手習い)(八十の手習い)です。
日本語のことわざの「六十の手習い」とは「60歳で習字を始める事から、高齢になって習い事を始めるたとえ」です。
青年は活力にあふれていて記憶力も良いので、様々な物事への学習意欲は高いと考えられます。
他方、高齢になってくると、活力が失われ記憶力も悪くなってくるので、なかなか新たな物事を学習すると言う意欲がわかないものです。
このことわざは「高齢になっても新たな物事を学んで知的好奇心の刺激を受けて、生きる活力を維持・向上させましょう」ということを示唆していると思います。
現代の日本社会は年金受給時期が財源の問題で、60歳、65歳、70歳とどんどん高齢化してきていて、それに応じて役職定年や定年後の新たな就職などの事態が否応なしに起きています。
その意味では、現代日本社会は否応なしにこのことわざを実践せざるを得ない状況だとも考えられます。
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