- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2023.03.25
更新日
2023.07.17
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(226)Sometimes being special sucks. 最悪
最悪
“Sometimes being special sucks.“
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「特別な存在であることが最悪なこともある」です。
合唱部の同僚の女生徒から自分が父親でないのに父親だとだまされたり、出場したくない合唱コンクールに出て欲しいと言われたりして、自分だけが我慢するのは不公平だと不満を言った合唱部員の男子生徒に対して、合唱部の先生が語ったセリフです。特別であるということは利点も多いですが、同時につらいことも多い訳ですね。
“suck”は通常「吸う」という意味ですが、スラング(俗語)で「最悪である、非常にむかつく」を意味します。”My company sucks.”(私の会社は最低です)や“They suck.”(彼らは最低です)などの使い方をします。
英語リスニングとしては、特別であることが時にはつらいことにもなるが、仕方がないという気持ちを聞き取りたいものです。
英語スピーキングとしては、公の場で“suck”はスラング(俗語)ですので使うべきではありませんが、仲間内で本音をぶつけるときは時に“suck”を使ってみたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード13)