- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(166)The strength of the chain is in the weakest link. くさりの丈夫さは一番弱い輪で決まる
“The strength of the chain is in the weakest link.”
訳は「くさりの丈夫さは一番弱い輪で決まる」です。
言われてみれば、鎖の両端を強い力で引っ張った時、一番弱い輪のところが外れることになるので、このことわざの通りだと思います。
このことわざが示唆しているところは、弱点がパーフォーマンスのポイントになるので、そこを強化する必要があると言うことだと思います。
数学のテストで問題を解く能力には、その問題のテーマの理解度、その問題文を理解する力、その問題を計算する力などの総合力だと思います。
その1つでも弱点があると正解にたどり着くことが難しくなります。
例えば、その問題のテーマの理解度、その問題文を理解する力があっても、計算ミスを起こすと正解とはなりません。
そうなると、計算ミスの弱点を克服することが、数学のテストの得点力を増強するポイントとなります。
計算ミスがよく起きる場合、今後は気を付けようくらいでは克服はできません。
計算ミスを撲滅するためには、計算ミスが起きる原因を解明し、計算ミスの原因を除去する方法論を考え、実行することが必要になります。
ただし、計算ミスが起きる原因は、雑な性格に起因することが多く、ち密な性格に改善するには相当厳しい鍛錬が必要となります。
このことわざは極めて正しいポイント突いていますが、その弱点を克服するのは容易ではないと言えます。
とは言え、弱点が判ったなら、改善するための努力は必須です。
“strength”は「力、強さ」などを意味し、発音は“stréŋkθ”、1音節の単語です。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(165)The pen is mightier than the sword. ペンは剣よりも強し
https://www.eionken.co.jp/note/the-pen-is-mightier-than-the-sword/
心に響く英語ことわざ(167)There is kindness to be found everywhere. 渡る世間に鬼はなし
https://www.eionken.co.jp/note/there-is-kindness-to-be-found-everywhere/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
***
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
Amazon.co.jp: 山下長幸: 本、バイオグラフィー、最新アップデート