- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2022.09.22
更新日
2022.09.22
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(124)The Sue Sylvester who has been obsessed with sabotaging your every move is now just a distant memory. 遠い昔の思い出
”distant memory”(遠い昔の思い出)
“The Sue Sylvester who has been obsessed with sabotaging your every move is now just a distant memory.”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「あなたのあらゆる動きを妨害することで頭が一杯だったスー・シルベスターは、今では遠い記憶に過ぎません」です。
合唱部の活動を妨害してきたチアリーディング部のスー・シルベスター先生が、知り合いの男性とダンスコンテストに出るので、合唱部の先生にダンスを教えて欲しいと頼んだ際のセリフです。
“obsess” “sabotage” “distant memory”など抽象度の高い英単語を使って表現しています。このような表現も英語らしい表現なのですね。
“obsess”は、「取り付く、頭から離れない」などを意味し、発音は“əbsés”、音節は“ob・sess”です。
“sabotage”は、「~に妨害工作を行う」などを意味し、発音は“sǽbətɑ̀ʒ”、音節は“sab・o・tage”で3音節です。
“distant memory”(遠い昔の記憶・思い出)は抽象的な英単語で構成されていますが、初めて聞いても意味が解かる英熟語ですね。
英語リスニングとしては、頼みごとをするにしても、抽象度の高い英単語を使って、威厳を保ちたい感情を聞き取りたいものです。 “distant memory”(遠い昔の記憶・思い出)は初めて聞いても意味が想像できる英熟語ですね。
英語スピーキングとしては、このセリフのような抽象度の高い英単語を使って表現できるようになりたいものです。“distant memory”は機会があれば使ってみたい英熟語です。また“The Sue Sylvester / who has been obsessed / with sabotaging your every move / is now just a distant memory.” とスラッシュを入れたところの英単語の塊(chunk)ごとに言葉をつないで表現できるようになりたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード8)