- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2023.09.13
更新日
2024.05.02
心に響く英語ことわざ(171)There’s no such thing as bad publicity. 悪評も宣伝のうち
“There’s no such thing as bad publicity.”
訳は「悪い宣伝にならない宣伝などはない」(悪評も宣伝のうち)です。
このことわざは、悪評であっても、宣伝効果はあり、その意味で悪評を否定する必要はないと言うことを意味しています。
正直、意味するところがすんなりとは理解できないですね。
多くの企業で、自社の商品・サービスの良いところを宣伝して、良い評価を得て売上向上につなげたいと思っているものです。
しかし、炎上マーケティングという手段も世の中にはあるようです。
人気にかげりがでてテレビ番組への出演などに声がかからなくなった芸能人がわざと悪態をついて、世間から非難をあびることで注目を得ようとするのが判りやすい事例だと思います。
炎上マーケティングは大企業では殆ど実施されないと思いますが、名もない中小企業であれば、SNSなどを利用してわざと悪質な発言をして炎上して注目を浴びるというのはありそうです。
SNS上の炎上も、多くの人たちが注目して知れ渡ってしまうと、ニュース価値がなくなり、数日で鎮火してしまうケースも多いようです。
また、多くの場合は、悪態をついたところで、無視されて終わりという事例の方が多い気がします。
このことわざの通り、悪評が広まることも一種の宣伝効果となるのはその通りだと思いますが、悪評で長期間宣伝効果を持続させることは難しいのではないかと思います。
“publicity”は「広報、宣伝、注目、評判」などを意味し、発音は“pʌblísəti”、音節は“pub・lic・i・ty”です。
“Any publicity is good publicity.” (どんな評判でも良い評判である)などの用例があります。
この文中の “as” は接続詞として使われています。
“as” はしばしば比較や関係を表現するために使用されます。
この文では、”as” は「~として」「~のようなものとして」という意味で使われていて、”bad publicity”(悪い宣伝)を “such thing”(こうしたもの)と関連付け、その存在を否定しています。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(170)There’s no place like home. わが家にまさるところなし
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英音研noteページ
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