- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2022.11.29
更新日
2022.11.29
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(171) To what do I owe the honor? 用件は何ですか?
用件は何ですか?
“To what do I owe the honor?”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
直訳としては「この光栄に対して、私はどのような借りがあるのですか?」で、意訳としては「用件は何ですか?」です。
高校合唱部の女子部員が、ファッションが得意な合唱部員に、ファッションが苦手な別の女子部員にファッション指導をして欲しいというお願いをするシーンで、ファッションが得意な合唱部員のセリフです。
「用件は何なのか?」という表現を “what do I owe” という英単語を使っているところは、日本人にはなかなかできない表現だと思います。
このファッションが得意な合唱部員と話しかけた女子部員はこれまでほとんど会話を交わしたことがないため、ファッションが得意な合唱部員はフォーマルな固い表現をしています。
“honor”は「光栄、名誉」を意味し、発音は“ɑ́nər”、音節は“hon・or”で2音節です。
“owe”は「(人)に借りがある、~を与える義務がある」を意味し、発音は“óu”、1音節の英単語です。
英語リスニングとしては、この抽象度の高い単語が使われている発言で、「用件は何なのか?」とさらっと聞き取れるかは難しいものがあります。このような抽象度の高い英語表現にも慣れていきたいものです。
英語スピーキングとしては、緊張感のある場面で、このような固い表現ができるようになりたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード11)
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