- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2024.02.05
更新日
2024.04.10
心に響く英語ことわざ(209)Two heads are better than one. 三人寄れば文殊の知恵
Two heads are better than one.
直訳は「2つの頭は1つの頭よりも優れている」で、似た意味の日本のことわざに「三人寄れば文殊の知恵」があります。
このことわざは、複数の人が協力し合うことで、より良い結果を得ることができるということを表した言葉です。
例えば、仕事で何か問題を解決しようとするときには、複数の視点から考えることで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。
また、アイデアを出すときにも、複数の人が協力することで、より斬新なアイデアが生まれるでしょう。
このことわざは、協働の重要性を説いたものと言えます。
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このことわざと似た英語のことわざには、以下のものがあります。
“Many hands make light work.”(多くの手は軽労を成す)
“United we stand, divided we fall.”(団結すれば立つ、分裂すれば倒れる)
これらのことわざも、複数の人が協力し合うことの重要性を説いたものです。
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協働の重要性を説いた英語のことわざとして、以下のものが挙げられます。
“Two minds think better than one.”(2つの心は1つの心よりもよく考える)
“Two heads are better than none.”(2つの頭は、1つの頭よりはよい)
これらのことわざも、複数の人が協力し合うことで、より良い結果を得ることができるということを表しています。
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このことわざと逆の意味を持つ英語のことわざとしては、以下のようなものが挙げられます。
“Too many cooks spoil the broth.”
(料理人は多すぎると、スープが台無しになる)
このことわざは、指揮する人が多すぎると、かえって物事がうまくいかなくなるということを表しています。
“Too many cooks in the kitchen.”
(台所には料理人が多すぎる)
このことわざも、「Too many cooks spoil the broth.」と同じ意味です。
このように、「Two heads are better than one.」と逆の意味を持つ英語のことわざは、指揮する人が多すぎると、かえって物事がうまくいかなくなるということを表すものと言えるでしょう。
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日本語のことわざの「三人寄れば文殊の知恵」は、「3人が集まって相談すれば、文殊菩薩のような良い知恵が出る」という意味です。
文殊菩薩は、仏教で知恵を司る菩薩です。
このことわざは、特別に頭の良い者でなくても、3人が集まって相談すれば、思いもよらなかったような良い知恵が浮かぶということを表しています。
例えば、仕事で何か問題を解決しようとするときには、3人の異なる視点から考えることで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。
また、アイデアを出すときにも、3人が協力することで、より斬新なアイデアが生まれるでしょう。
このことわざは、協働の重要性を説いたものと言えます。
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「三人寄れば文殊の知恵」と逆の意味を持つことわざとしては、以下のようなものが挙げられます。
「船頭多くして船山に上る。」
このことわざは、指揮する人が多すぎると、かえって物事がうまくいかなくなるということを表しています。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(208)Time flies. 光陰矢の如し
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心に響く英語ことわざ(210)Names and natures often agree. 名は体を表す
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英音研noteページ
https://note.com/eionken/