- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2023.10.05
更新日
2024.01.22
心に響く英語ことわざ(192)Who can read the future? 一寸先は闇
“Who can read the future?”
訳は「誰にも未来は読めない」(一寸先は闇)です。
なぜ「誰にも未来は読めない」のかを考えてみました。
企業経営の観点では、技術革新が起きて競争優位の条件が大きく変わることが考えられます。
インターネットの進化・普及がこれほど産業構造の変化に影響を与えるとは、1990年頃にはほとんどの人たちが予測できなかったと思います。
企業経営の観点では、世界的な感染症の蔓延も、ほとんどの人たちが予想していなかった事態で、大きな影響を受けました。
では「誰にも未来は読めない」のだから、事業計画を立てることに意味がないのではないかという考えもありえます。
確かに事業計画を立てる場合、想定される未来を前提に、事業活動や経営数値を設定していきます。
しかし、このことわざの通り、未来は想定通りにならないとすると、未来が動いていく状況を見て、事業計画を修正していく機敏さが要求されるのだと思います。
最後に、何とか未来を読む方法はないのかについて考えたいと思います。
自然災害でも、台風の場合は、進路予測などの精度がかなり上がってきていて、対策も打ちやすくなっています。
大規模地震の場合も、いつどこで大規模地震が起きるかを予測する努力がなされています。
未来予測も技術の発展である程度精度は上げていくことができそうで、それに向けた努力は必要なのだと思います。
“future”は「未来、将来」など意味し、発音は“fjúːtʃər”、音節は “fu・ture”です。
“What future does she have? ”(彼女にこの先どんな未来があるというのでしょうか)などの用例があります。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(191)While there is life there is hope. 生きているかぎり希望がある。
https://www.eionken.co.jp/note/while-there-is-life-there-is-hope-%e3%80%80/
心に響く英語ことわざ(193)Who goes slowly goes far. 大器晩成 (写真はエジソンです)
https://www.eionken.co.jp/note/who-goes-slowly-goes-far/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
英音研noteページ
https://note.com/eionken/