- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(27)Better die with honor than live with shame. 生き恥をかくよりも死ぬ方がまし
“Better die with honor than live with shame.”
訳は「生き恥をかくよりも死ぬ方がまし」です。
なかなか厳しい内容のことわざです。
まずこの場合の“shame”ですが、「恥、不名誉」を意味していて、発音は“ʃéim”、1音節の単語です。
米国テレビドラマを見ていると、学校の試験でカンニングがばれた時などに、親が“Shame on you!” (この恥知らず!)と厳しく叱責するシーンがありました。
社会倫理に反していて、非難されても仕方のないような行いに対する叱責を伴う言動が“shame”のようです。
ちなみに“Shame on me.”は「自分は恥ずべきことをした」という反省を意味しています。
これに対して“honor”ですが、「高潔、名誉」などを意味し、発音は“ɑ́nər”、音節“hon・or”です。
このような感じで、このことわざは恥知らずと非難を浴びて生きることは非常に耐えがたく、たとえ不利益な状況になっても高潔さを貫くことが大事ということを意味しているように思えます。
ちなみことわざを論評している米国のサイトでは、このことわざに対して、そんな高潔な人生を歩める人は非常に少なく、現実的ではないとのコメントも散見されました。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(26)Beauty is only skin deep. 美人というも皮一重
https://www.eionken.co.jp/note/beauty-is-only-skin-deep/
心に響く英語ことわざ(28)Better leave it unsaid. 言わぬが花
https://www.eionken.co.jp/note/better-leave-it-unsaid/
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。