- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ1
公開日
2025.04.02
更新日
2025.08.29

心に響く英語ことわざ(132)Once a devil, always a devil. 一度悪魔になると、ずっと悪魔でいなければならない
“Once a devil, always a devil.”
訳は「一度悪魔になると、ずっと悪魔でいなければならない」です。
キリスト教の教えが原義のような感じですが、悪の道に入ってしまうと、足抜けをすることが難しいと言う意味合いなのでしょう。
似た日本のことわざに「うその上塗り」があります。
これは嘘がばれそうになった時、さらなる嘘で隠そうとすることを意味しています。
悪魔やウソの誘惑は人生においては結構あります。
・ここでウソをついて受注ができれば、営業目標未達を責められることがなくなる。
・テストで不正をして良い点数を取れば、親から悪い点数を取ったとして叱られることがなくなる。
・この店で万引きをすれば、お金を払わずにすむ。
このことわざは、このような悪魔やウソの誘惑にかられたとき、目先損したり、つらいことがあってもがまんしなさいということを教えてくれているのだと思います。
皆さん、人生で悪魔やウソの誘惑にかられても、負けてはなりませんぞ。
目先損をしても、つらいことがあっても耐えましょう。
長い目で見れば、その方が心の安定が得られ、悔いのない人生になると思います。
“devil”は「魔王、悪魔」などを意味し、発音は“dévl”、音節は“dev・il”です。
強意語として“What the devil is he talking about? ”(彼は一体何の話をしているんだ)などの用法もあります。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(131)Old habits die hard. 古い習慣はなかなか改まらない
https://www.eionken.co.jp/note/old-habits-die-hard/
心に響く英語ことわざ(133)One cannot put back the clock. 時計は逆には戻せない。
https://www.eionken.co.jp/note/one-cannot-put-back-the-clock/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。
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