- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(227)Patience is a virtue. 石の上にも三年
Patience is a virtue.
直訳は「忍耐は美徳」で、似た意味の日本のことわざに「石の上にも三年」があります。
“patience”は「忍耐、我慢、辛抱強さ」などを意味し、発音は“péiʃəns”、音節は“pa・tience”です。
“virtue”は「美徳、美点、長所」などを意味し、発音は“və́ːrtʃuː” 、音節は“vir・tue”です。
このことわざは、忍耐強く待つことは良いこと、衝動的に行動せず、じっくりと物事を考えることが大切 という意味を表しています。
このことわざは、様々な状況に適用することができます。例えば、以下のような場面で役に立ちます。
困難な状況に直面しているとき: すぐに結果を出そうと焦らず、冷静に解決策を探ることで、より良い結果を得られる可能性があります。
目標を達成しようとしているとき: 目標達成には時間がかかるものです。忍耐強く努力を続けることで、目標に近づくことができます。
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似た意味を持つ英語のことわざ
1.Slow and steady wins the race.
ゆっくりと着実に進む者が勝つ
2.Good things come to those who wait.
良いことは待っている人にやってくる
3.Look before you leap.
飛び込む前に考えろ
4.Haste makes waste.
急いては事を仕損じる
5.Patience is the key to success.
忍耐は成功の鍵
6.Patience is bitter, but its fruit is sweet.
忍耐は苦いが、その実りは甘い
7.All things come to him who waits.
待つ者は全てを得る
8.He who can wait is master of the world.
待つことができる者は世界の主である
9.Patience is power.
忍耐は力である
10.Patience is a virtue, but it’s not a miracle.
忍耐は美徳だが、奇跡ではない
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日本のことわざ「石の上にも三年」の意味
日本のことわざ「石の上にも三年」は、「どんなに辛くても、我慢強く努力を続ければ、必ず成果が出る」という意味です。
このことわざは、冷たい石の上でも三年座り続ければ、石が温まっていくという故事から由来しています。つまり、最初は辛くても、努力を続けることで、必ず良い結果が得られるということを表しています。
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似た意味を持つ日本語のことわざ
1.継続は力なり
どんなことでも、諦めずに続けることで、必ず成果が出る
2.雨垂れ石を穿つ(うがつ)
小さな努力でも、根気よく続けることで、大きな成果が出る
3.転石苔むさず
一つのことに集中して努力することで、成果が出る
4.辛抱する木にも金がなる
辛抱強く努力することで、成功する
5.馬勝千里も終に帰る
どんなに遠回りしても、努力を続ければ必ず目標に到達する
6.茨の中にも三年
どんな辛い状況でも、三年間我慢すれば良いことがある
7.火の中にも三年
どんな苦しい状況でも、三年間我慢すれば良いことがある
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(226)Better to ask the way than go astray. 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
https://www.eionken.co.jp/note/better-to-ask/
心に響く英語ことわざ(228)He that will lie will steal. 嘘つきは泥棒の始まり
https://www.eionken.co.jp/note/he-that-will-lie-will-steal-2/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
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・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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