- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 215. 海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語
公開日
2023.06.11
更新日
2023.07.15
海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (51) somewhere down the line:いつかある時点で
“Boy Meets World”という米国で1993年から2000年までテレビ放映されたシチュエーション・コメディ(シットコム)からのセリフです。全7シーズン158話で主人公の男の子の小学校から大学までの間の成長を描いたドラマです。米国の家庭や学校生活の状況を楽しむことができます。
What’s my excuse if somewhere down the line a child fails at something because I once abrogated my responsibility to impart knowledge?
訳は「もし、この先、私が知識を与える責任を放棄したために、子どもが何かに失敗したら、どう言い訳するのでしょうか」です。
小学校の先生のセリフで、威厳のある固い表現となっています。
“somewhere down the line”は「いつの頃からか、いつかある時点で」を意味し、発音は“féil”、1音節の単語です。
この場合の“down the line”は「線に沿って」で「時点」を意味しているようです。
“Somewhere down the line, the economy may turn bad.”(いつかのある時点で、景気は悪くなるかもしれない)などの用例があります。
“abrogate”は「(法律など)廃止する、無効にする」などを意味し、発音は“ǽbrəgèit”、音節は“ab・ro・gate”です。
“abrogate a contract” (契約を撤回する)などの用例があります。
“impart”は「授ける、分け与える」などを意味し、発音は“impάːrt”、音節は“im・part”です。
“The spice imparts an Eastern flavour to the dish.”(スパイスが東洋的な風味を料理に与えます)などの用例があります。
“somewhere down the line”は覚えやすい表現なので、英語スピーキングで使ってみたい英熟語ですね。
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